先送りの定義
当研究所では、先送りを以下のように定義しております。
先送り(さきおくり)とは、意思決定または行動の実行を、合理的な理由の有無にかかわらず将来の不特定の時点に委ねる高度な精神的防衛行動をいう。類義語に「検討中」「持ち帰り」「善処」「前向きに対応」がある。対義語は「拙速」「即断即決」「今すぐやる」等の危険思想である。
先送りの分類
| 分類 | 定義 | 代表的フレーズ |
|---|---|---|
| 戦略的先送り | 問題の自然消滅を意図的に狙う高度な判断 | 「機が熟すのを待ちましょう」 |
| 組織的先送り | 責任の所在を曖昧にするための集団的意思決定回避 | 「有識者会議を設置しましょう」 |
| 習慣的先送り | 日常生活における自然発生的な延期行動 | 「明日から本気出す」 |
| 制度的先送り | 法制度や組織規則に組み込まれた構造的延期 | 「次年度の予算で対応します」 |
| 哲学的先送り | 存在論的不安から生じる根源的な行動回避 | 「そもそもやる意味あります?」 |
先送りの社会的意義
先送りは、しばしば「怠惰」「無責任」として批判されます。しかし当研究所の調査によれば、先送りされた案件の73.2%は自然消滅し、残りの26.8%も担当者の異動により引き継ぎ漏れとなっています。つまり、先送りは問題解決率100%の万能メソッドなのです。