先送り技能検定 過去問サンプル
【3級】問題1
あなたは課長です。部下から「この企画書、今週中に部長に提出してよいですか?」と聞かれました。この企画書には明らかな問題点がありますが、指摘すると修正作業が発生し、あなたの確認工数も増えます。最も適切な先送り対応を選びなさい。
A. 「いいんじゃない?出しちゃって」(責任転嫁型)
B. 「もう少し寝かせてみようか。来週また見せて」(時間稼ぎ型)
C. 「一回、関係部署にも見てもらったら?」(責任分散型)
D. 「部長、来週出張だから再来週でいいよ」(物理的回避型)
正解:C 関係部署への回覧により、確認の責任を分散させつつ、回覧に要する時間で自然と先送りが成立する最も洗練された手法。
【2級】問題2
経営会議で、社長が「DX推進プロジェクトの進捗を報告せよ」と求めました。実際には何も進んでいません。以下の報告のうち、最も長期間の先送りを実現できるものを選びなさい。
A. 「現在、ベンダー各社から提案を受領し、比較検討中でございます」
B. 「先行事例の調査が想定以上に広範囲に及んでおり、慎重に進めております」
C. 「有識者を交えたワーキンググループの設置を提案させていただきたく」
D. 「セキュリティ要件の再精査が必要との指摘があり、一旦立ち止まっております」
正解:C ワーキンググループの設置→メンバー選定→日程調整→第1回会合→論点整理→中間報告→追加調査、という無限ループを生成でき、最低でも1年半の先送りが確定する。
【1級】記述式問題
あなたの会社では、10年前から「基幹システムの刷新」が課題となっています。歴代の担当役員5名が全員「次期中計で対応」と言い残して異動しました。今期、あなたが新たな担当役員に就任しました。取締役会で「今期こそ着手するのか」と問われた際の、最も芸術的な先送り回答を800字以内で記述しなさい。